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アメリカ/オレゴン州イマージョン教育実施校へのアシスタント教師派遣プログラム

 「私の一日」 体験談一覧へ

参加者名:澁谷 悠太 さん
参加年度:2013-2014
派遣地域:アメリカ/オレゴン州
派 遣 校:Mt. Tabor Middle School

 私はオレゴン州のポートランド公立マウントテーバー中学校で、日本語のクラスのインターンをしています。この体験談を読む方が、実際にインターンの一日がどのようなものか少しでもイメージしてもらえますように、私の一日の生活の流れを書きたいと思います。

 朝はいつも6時半から7時くらいの間に起きます。マウントテーバー中学校は、リッチモンド小学校やグラント高校と比べて学校が始まるのが9時15分からと遅いため、他のインターンより少しだけ遅く起きています。朝起きると、ホストファミリーがコーヒーを用意してくれている時が多く、そのコーヒーを飲んでパンなどの簡単な朝ご飯を食べながら、小学校や仕事に出かけるホストファミリーを見送ります。朝8時からチュータリング(個人指導)が入っている日もありますが、普段は8時半までに学校に着くようにしています。今の家は学校からとても近いところなので、自転車で(インターンは『親の会』から自転車を貸してもらえます!)10分くらいかけて通学します。

 学校に着くと、本来は9時15分に学校が始まるのですが、朝の時間は体育館でバスケットボールをしたり図書室で勉強したりする生徒が多いため、そういった生徒たちは学校にもう来ていたりします。チュータリングがある日は9時くらいまでチュータリングをしてから、それ以外の日は学校に着いたら、メンターの先生の業務を手伝います。まずその一日の予定や授業内容を先生と確認し、そのあと授業で使うハンドアウトの作成やコピーなどを任されたりします。このクラスでは教科書を使わず、先生がご自分で教材を作成していらっしゃるので、授業の準備にはいつもたくさんの時間を費やします。

そして、9時5分になるとベルがなり、生徒が教室に入って来ます。メンターの先生が一番大切にされている日課は、教室の前に立って生徒一人一人に挨拶をすることです。「おはようございます」そうすると、生徒は「おはようございます、先生」と(必ずしも敬語ではありませんが)返事をしてくれます。どんなに疲れている時も、生徒の前では疲れを見せないように元気よく挨拶することが大切です。

 メンターの先生のスケジュールを見ると、8年生(中学3年生に相当)のクラスが2つと7年生(中学2年生に相当)のクラスが3つあります。私のメンターの先生は3時間目には授業が入っておらず、この時間にも授業の準備を行うことが多いです。アドバイザリーとは生徒が教室に来て、自分の好きな宿題などをする時間です。8年生の生徒の場合は、アドバイザリーの時間に修学旅行の準備をすることが多くなってきます。授業では、主にメンターの先生のサポートをすることが多いです。プリントの配布を手伝ったり、生徒からの質問に答えてあげたりします。自分の椅子に座っていることはほとんどなく、できるだけ教室を歩き回って生徒の様子を観察できるようにしています。ちなみに、マウントテーバー中学校のJMP(Japanese Magnet Program)に所属する生徒は、1日6つの授業のうち、日本語と社会の2クラスが日本語イマージョンの授業です。(いわゆる英語や理科、選択の授業などは、地元の生徒やスペイン語イマージョンの生徒と一緒に、英語の先生に教えてもらっています。)

補足ですが、中学校での日本語のゴールは、重文と複文を使って段落レベルの文章を書く・話すことができるようになることです。小学校と比べて授業の難易度も高くなってくるため、インターンもしっかりと文法の知識を身につけて、生徒をサポートすることが求められてきます。

 授業が終わると、朝と同じように生徒を見送ります。そして、普通は4時半まで勤務することになっています。使い終わった教材の整理や、次の日の授業の準備などをしますが、4時から5時くらいまでチュータリングがある時は、それが終わってから仕事をするため、だいたいいつも5時半くらいまで教室にいます。
学校が終わると、日によっていろいろすることが違います。私はコミュニティカレッジで英語のクラスを週二日で取っています。また、他の日にはインターン用のESLのクラスがあったり、趣味のダンスのクラスに行ったりする日もあります。早めに帰って、ホストファミリーに夕食を作る日もあります。学校の先生方とご飯を食べに行ったりすることもあります。また、インターンの人たちと町のイベントに出かける日もあります。(ポートランドはとてもイベントが多いです!)家に帰ってくる時間は日によってまちまちですが、だいたい11時くらいには次の日に備えて寝るようにしています。

 最後に、このインターンシップに参加してまず得た一番のかけがえのないものは、生徒たちです。日本の生徒がそうではないというわけではないですが、やはりアメリカの文化で育った個性豊かな生徒たちと関われたことは、私にとって大きな経験となりました。日本とは違った、様々なバックグラウンドで育ってきた多種多様な生徒たちと関わることができ、他人に対する「受容力」、自分と違う人を受け入れるという感覚を磨くことができました。これは、今度自分が外国語教育という分野に携わっていくうえで、大切にしていきたいことの基盤となっていくものと考えています。このインターンシップに参加することができて、本当に良かったと思います。


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